世の中はますます予測不能な時代となりました。
V olatility(変動性)
U ncertainty(不確実性)
C omplexity(複雑性)
A mbiguity(曖昧性)
上記4つの単語の頭文字からVUCAの時代とも言われますが、私達を取り巻く環境が複雑さを増し、将来の予測が困難な状況にあります。
このような時代をどのように生き抜くかは、私達ひとりひとりに課せられた切実な課題です。会社に依存しようにも会社自体がこのような時代に適応出来なければ退場を余儀なくされます。また、AIやロボットに仕事を奪われるといった悲観的な見方も散見されます。時代は加速度を増して変わりつつあります。将来は悲観すべきものなのでしょうか?
私の答えはYESでもありNOでもあります。つまり、このような時代をピンチと考えるかチャンスと考えるかで解釈が変わってくるはずです。チャンスと考える方にとって“ゲームチェンジ”が期待できる千載一遇の機会になります。大企業が資本の論理を振りかざして市場を支配する時代から、変化を捉えて機敏かつ柔軟に取り組むチームやプロジェクトが共創(コ・クリエーション)を通じてオープンイノベーションを実現する時代に変わりつつあります。そのイノベーションを支える中心はもはや企業ではなく、チームやプロジェクトを構成する個人になると考えています。これから先の時代は、個人が離合集散を繰り返し、チームやプロジェクトを編成して目的を達成することが当たり前になるでしょう。その目的は営利のみにあらず、社会課題の解決も含まれるでしょう。
私達はそのような時代にふさわしい会社のあり方を模索しています。様々な個人の方とコラボレーションを行ったり、イノベーションを実現するための支援を行ったり、チームやプロジェクトが共創するための環境を整えたり、教育を行うことをミッションとしています。
未来は勝手にやって来るものではなく、様々な個人の想いと行動の結果が未来を創るのです。私達はそのような方々と共に未来を創り、未来を発信する活動を続けたいと考えております。
株式会社創発 代表取締役 大沼大